村上領

村上藩の場合、前述のように、いったん府県の直轄支配下におかれた。具体的んは、三条と村上に民政局が置かれ、旧領地の村々はそれらの支配下に入った。村上周辺が、村上民政局の支配下に入ったこと、三条町やそれに近い地域が、三条民政局の支配下に入ったこと、三条町やそれに近い地域が、三条民政局管轄となったことは、いうまでもない。村上領であった村々も、従来三条陣屋支配下にあったわけであるから、その関係でいえば、三条民政局の管轄下に入っても当然である。八月三日、三条町は新政府軍の勢力下に入った。三条民政局の正確な設置日は、不明であるが、八月一三日には、民政局役人の杉本行蔵らが、村上藩陣屋役所に入り、翌日、かつて陣屋支配下であった村々や、三条から新津辺までの旧桑名預所であった村々などに、村役人が三条へ出頭するよう命じている。このことから、一三日頃に三条民政局が設置されたとする見解がある。しかし、実際はもっと早く、三条占領と同時に設置され、活動を開始していたように思われる。

村上領